則本がお立ち台で万雷の拍手を浴びる同時刻、[[シアリス 通販>http://www.edchiryouyaku.net/shiarisu20]]4歳年下の弟・佳樹(22)は遠く離れた静岡・島田球場でシート打撃に登板していた。この春、近大を卒業。島田市内の山岸運送に入社し、船出したクラブチーム「山岸ロジスターズ」で投手を務める。右の本格派で最速145キロ。投球フォームはどこか兄を連想させる。 佳樹が北大津高3年時、兄は三重中京大の4年でドラフト候補だった。「兄と同時にプロに行くのが夢だったんです」。佳樹はプロのレベルには至らなかったが、名門・近大が注目してくれた。だが、私大に4年間通うには、かなりの学費がかかる。進学は無理か…。「僕が大学に行かずに就職してプロを目指そうとしたら、兄貴が学費を出してくれることになったんです」。近大では右肘を2度手術し、活躍はできなかったが、完治した今、プロを狙う。 「大学ではいろんな勉強ができた。[[威哥王>http://www.strong-one.net/seiryokuzai-52.html]]兄貴には恩返ししたい。学費はこれから、返していきたいと思っています」。夢は、兄弟ともにプロ。静岡の地から、兄の背中を追う。(加藤 弘士)