テストステロンの低下からくるEDも生活習慣病と深い関係 メタボでED以外に生活習慣病のある男性 男性ホルモンであるテストステロンの主な作用は筋骨隆々の体型を作り、体毛を濃くして、生殖器を発達させて男性としての特徴を形作ります。 テストステロンの作用はそれだけでなく、シアリス 通販脂質代謝にも関係しており、いろいろ調べた結果、次のようなことがわかりました。 テストステロンが減少してくると、内臓脂肪がつきやすくなります。反対に、テストステロンを補充すると内臓脂肪は減少します。 テストステロン値が低い男性はメタボリックシンドロームになりやすいことがわかりました。 メタボリックシンドロームの人は糖尿病・脳梗塞・心筋梗塞が起こりやすいことがわかりました。 これらのことから、威哥王EDの原因でもあるテストステロンの減少は、生活習慣病と関係がありそうなことがうかがえます。 アメリカでもっと直接的にEDと生活習慣病の関係を調べた研究があります。 研究の対象者は、EDではあるけれどそれ以外は一見健康な男性たちです。彼らの体の状態を詳しく調べてみると次にようなことが判明しました。 4割の人が高血圧になっていました。 4割の人がコレステロール値が異常でした。 2割の人がすでに糖尿病になっていました。 全体の1割の人にうつが認められました。 これらの結果から、やはりテストステロンとEDと”死の4重奏”には密接な関係があることがわかります。 では実際に”死の4重奏”とEDにどのような共通点があるのかというと、それらの病気の成立する過程で血管がどんどんダメになっていくことにありました。 EDは脳梗塞や心筋梗塞の前兆 EDが前兆となる動脈硬化 EDから心筋梗塞へ ”死の4重奏”において起こっているのは動脈硬化という血管の異常です。上の図のように、動脈硬化では血管壁にコレステロールなどが溜まり、弾力がなくなった上に内腔がどんどん狭くなっていきます。最終的に狭くなった部分の血流が異常になると血栓ができて血管が詰まってしまいます。これが脳や心臓で起こると脳梗塞や心筋梗塞になるのです。 この動脈硬化はけっして脳や心筋に起こりやすいわけではなく、動脈であれば全身のどこで起こってもおかしくありません。その中で陰茎の動脈で動脈硬化が起こってしまったものがEDなのです。では、EDと脳梗塞や心筋梗塞の動脈硬化に違いはあるのでしょうか? 実は、違いは動脈の太さだけなのです。動脈硬化が起こり始めると細いものから影響を受け始めます。心臓の冠動脈の太さは直径が3~4mmに対して、陰茎の動脈は1~2mmしかありません。当然細い陰茎の動脈から影響され始めます。 ということはEDになってしまったら、陰茎だけではなく全身で動脈硬化が起こり始めていて、心臓や脳の動脈硬化がはじまっているということ。つまり、EDは近い将来に脳梗塞や心筋梗塞が起こる前兆と言えるのです。 このようにEDは単に勃起不全というだけではない可能性があります。EDの影に隠れた生活習慣病がいずれ命を奪ってしまうかもしれません。そんな結果にならないためにも、EDになったら軽く考えずになるべく病院へ行くことをおすすめします。 |