あの男が帰ってくる。“悪魔仮面”ケンドー・カシン(48)が5日、千葉・外房で謎の白マスク男と合同合宿を敢行。とても一般人とは思えないゴツい白マスク男は、8日の超戦闘プロレスFMW新宿大会で、全日本プロレスシアリス 通販の諏訪魔(40)率いる暴走ユニット「エボリューション」と6人タッグデスマッチで対戦するカシンに新たな凶器を授与。悪魔仮面はこの男をセコンド起用することも示唆した。その正体とは――。 一方的に本紙を呼び出したカシンはこの日、トレーニング設備が充実しているという外房の友人宅で練習を公開した。8日に行われる暴走軍(諏訪魔、青木篤志、佐藤光留組)とのデスマッチに向けた最終調整だ。 「はぐれ邪道軍」として大仁田厚、保坂秀樹とタッグを組むカシンは「まだ(5月の)FMW北海道3連戦の清算が済んでいない。高橋英樹社長は早く清算しろ」とブツブツ文句を言いながら汗を流していた。 そこに突然、天井からロープを伝って白マスクの大男がカシンの前に登場。「IGF」と書かれたマスクを着用した謎の男は、人間離れしたバランス感覚でロープにぶら下がったまま「私は天の使いです。清算がまだ済んでいないようなので、とりあえずこの現金で当面をしのぎなさい」と悪魔仮面に現金を渡すと、ご丁寧にロープから転落した。 再度ロープにぶら下がった白マスク威哥王男は、カシンも愛用するウクライナ産の武器・ブラワに有刺鉄線を巻きつけた凶器を取り出し「煮ても焼いても食えない諏訪魔はこの『有刺鉄線ブラワ』で叩きつぶしてカマボコにしなさい。… |