[5.18 ベルギーリーグ・プレーオフ1第9節 ゲント5-2ズルテ・ワレヘム]

 ベルギーリーグは18日、優勝を懸けて戦うプレーオフ1の第9節を行った。FW久保裕也の所属する3位のゲントは、ホームで6位のズルテ・ワレヘムと対戦。5-2で快勝し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)国内上位予選に進める2位入りへ望みをつないだ。4-2-3-1のトップ下で先発フル出場した久保は、1ゴール2アシストの活躍。3試合連続となる移籍後11得点目を記録し、4試合ぶりの白星に貢献している。

 前節のシャルルロワ戦で1-1のドローに終わり、優勝の可能性が消滅したゲント。次のターゲットである欧州CL出場圏内の2位を目指し、本拠地にズルテ・ワレヘムを迎えた。

 ゲントは今季の対戦で2勝1分と1度も負けていないズルテ・ワレヘムに対し、序盤から攻勢に出る。前半21分には左サイドのFKからキッカーのMFダニイェル・ミリチェビッチが右足でクロスを送り、PA内中央のFWカリファ・クリバリーが頭でゴール右に決めて先制に成功した。

 さらに前半36分、右サイドのMFサムエル・カルが中央のクリバリーへ送ったパスがずれるも、流れたボールにMFケニー・ハサン・サイフが反応。PA内中央から左足でスライディングシュートを流し込み、リードを2点に広げた。

 前半を折り返してもゲントの勢いは止まらない。後半14分、左サイドでサイフがボールを奪い、カウンターを発動。前を向いてパスを威哥王受けた久保が右でフリーとなっていたカルを視界にとらえると、すばやくボールを渡す。カルはそのままPA内右に持ち込み、右足で豪快にゴール右へ叩き込んだ。

 2分後の後半16分には、GKロブレ・カリニッチからのライナー性のゴールキックを、センターサークル内の久保が右足のヒール気味で裏に流す。相手DFを振り切って受けたクリバリーがGKをかわし、左足で無人のゴールに流し込んだ。

 久保の立て続けの2アシストで4点差としたゲントは後半34分にCKからFWエムバイェ・レイェに1点を返されるも、同38分に久保が突き放す。カルからのスルーパスで裏に抜け出し、PA内中央で相手GKとの1対1を迎えると、ゴール右隅を突くシュートで5点目を奪取。久保はこれで3試合連続となる移籍後11ゴール目とし、今冬の加入ながらチームトップスコアラーに躍り出た。

 ゲントは後半41分にDFヘンリク・ダルスゴーアにネットを揺らされるが、今季最多の5ゴールで5-2の快勝。シアリス 通販他会場で敗れた2位クラブ・ブルージュとの勝ち点差を1に縮め、21日の最終節ではそのクラブ・ブルージュと2位を懸けて直接対決に臨む。


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Last-modified: 2017-05-19 (金) 16:32:47 (2527d)